「アーモンドやピーナッツは髪の毛に良いの?食べ過ぎたらハゲやすくなるっていう噂も聞いたけど、本当はどうなの?」
このような悩みを解決します。
健康フードやダイエットにも人気のナッツ類は体に良い食べ物だと言われますが、髪の毛にも良いのかどうか。
今回は、ナッツ類の髪の毛に与える影響について、じっくり見ていきたいと思います。
紹介するのは、アーモンド、ピーナッツ、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカン、マ力ダミアナッツです。
さっそくいきます。
ナッツは髪の毛に良いの?

髪の毛の成長に必要な食べ物や成長を促進してくれる食べ物はたくさんありますが、ナッツはその中でも、髪の毛に良い栄養が豊富に含まれている食べ物です。
髪の毛に良い栄養素は、たんぱく質、亜鉛、ビタミンです。
特に亜鉛は、他の食べ物では摂りにくい栄養素なので、手軽に手に入れることができるナッツ類で摂れるのは嬉しいですよね。
筆者も小腹が空いた時の間食、家で晩酌するときのおつまみとして、毎日食べてます。
ナッツ類は歯ごたえもあるので、満腹感も感じやすくてダイエットにも使えます。(筆者も一時期ですが、ナッツ類とプロテインで置き換えダイエットをしてました。)
ナッツも食べ過ぎると薄毛になったりハゲやすくなる

ナッツ類は、髪の毛の成長に必要な栄養素をたくさん含んでいるのですが、脂質も多い食べ物です。
脂質を摂りすぎると、皮脂の分泌量が増えてしまい、頭皮が脂っぽくなったり、吹き出物が出たりしてしまいます。
皮脂の過剰分泌によって頭皮に炎症が起こることで頭皮環境が悪化してしまうと、薄毛や抜け毛を促進してしまいますので、食べ過ぎには注意が必要です。
厚生労働省のeヘルスネットで推奨されているのは1食当り120~200kcalになります。
ナッツ類でも種類によって変わりますが、1食の適量は20粒が目安になります。
ナッツ類の中でも髪の毛に良い食べ物

生え際や頭頂部から薄毛が進行してしまう男性型脱毛症のAGA、女性の場合はFAGAと言われるハゲの症状がありますが、ハゲ予防に良いと言われるナッツ類。
ナッツ類には、髪の毛に良い栄養素以外も豊富に含まれているからどのナッツを選べば良いのか分からない。
そんなときには、こちらの表を参考にしてもらえたらと思います。
※データは文部科学省の食品成分データベースを参考にしています。
ナッツ類の栄養素一覧(100gあたり)
たんぱく質、脂質、亜鉛、ビタミンB1の一覧はこんな感じ。
たんぱく質 | 脂質 | 亜鉛 | ビタミンB1 | |
アーモンド | 20.3g | 54.1g | 3.7mg | 0.03㎎ |
クルミ | 14.6g | 68.8g | 3.7mg | 0.26㎎ |
カシューナッツ | 19.8g | 47.6g | 5.4mg | 0.54㎎ |
ピスタチオナッツ | 17.4g | 56.1g | 2.5mg | 0.43㎎ |
ヘーゼルナッツ | 13.3g | 69.3g | 2.0mg | 0.26㎎ |
ピーカン | 9.6g | 73.4g | 3.6mg | 0.19㎎ |
マ力ダミアナッツ | 8.3g | 76.7g | 0.7mg | 0.21㎎ |
カロリーやビタミンB2も含めた詳しい情報はこちらの通りです。
アーモンド(608カロリー)
たんぱく質 20.3g 脂質 54.1g 亜鉛 3.7mg ビタミンB1 0.03㎎ ビタミンB2 1.04㎎
クルミ(674カロリー)
たんぱく質 14.6g 脂質 68.8g 亜鉛 3.7mg ビタミンB1 0.26㎎ ビタミンB2 0.15㎎
カシューナッツ(576カロリー)
たんぱく質 19.8g 脂質 47.6g 亜鉛 5.4mg ビタミンB1 0.54㎎ ビタミンB2 0.18㎎
ピスタチオナッツ(615カロリー)
たんぱく質 17.4g 脂質 56.1g 亜鉛 2.5mg ビタミンB1 0.43㎎ ビタミンB2 0.24㎎
ヘーゼルナッツ(684カロリー)
たんぱく質 13.3g 脂質 69.3g 亜鉛 2.0mg ビタミンB1 0.26㎎ ビタミンB2 0.28㎎
ピーカン(702カロリー)
たんぱく質 9.6g 脂質 73.4g 亜鉛 3.6mg ビタミンB1 0.19㎎ ビタミンB2 0.19㎎
マ力ダミアナッツ(720カロリー)
たんぱく質 8.3g 脂質 76.7g 亜鉛 0.7mg ビタミンB1 0.21㎎ ビタミンB2 0.09㎎
ナッツ類の中でも特に脂質が少なくて、たんぱく質や亜鉛が多いのは、アーモンドとカシューナッツです。
ピーナッツの栄養素一覧(100gあたり)
ピーナッツはナッツではなく、マメ科なのですが、栄養素も似ていて、同じように髪の毛に良いので、こちらも表にしてみました。
たんぱく質 | 脂質 | 亜鉛 | ビタミンB1 | |
煎りピーナッツ | 25.0g | 49.6g | 3.0mg | 0.24㎎ |
バターピーナッツ | 23.3g | 53.2g | 3.1mg | 0.20㎎ |
ピーナッツバター | 20.6g | 50.4g | 2.7mg | 0.10㎎ |
煎りピーナッツ(588カロリー)
たんぱく質 25.0g 脂質 49.6g 亜鉛 3.0mg ビタミンB1 0.24㎎ ビタミンB2 0.13㎎
バターピーナッツ(601カロリー)
たんぱく質 23.3g 脂質 53.2g 亜鉛 3.1mg ビタミンB1 0.20㎎ ビタミンB2 0.10㎎
ピーナッツバター(636カロリー)
たんぱく質 20.6g 脂質 50.4g 亜鉛 2.7mg ビタミンB1 0.10㎎ ビタミンB2 0.09㎎
ピーナッツの方がアーモンドよりも脂質が少なくてたんぱく質が多くなります。
ピーナッツは歯ごたえはあるのですが、小粒で少し物足りなくなることも多く、柿ピーなど、他と組み合わせたお菓子や食べ物が多いんですよね。

筆者は、アーモンドとピーナッツを組み合わせて食べてるのですが、間食ならこれだけでも満足できますよ。
他にも朝食で摂りたい場合は、パンに塗ったりご飯につけて食べてもおいしいピーナッツバターも最近は人気があります。
ピーナッツバターについて詳しく知りたい方は他の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてもらえたらと思います。

ナッツはすごい!髪の毛以外にも良い効果

ナッツ類やピーナッツには髪の毛以外にも身体に良い効果がたくさんあります。
・育毛に必要な栄養
・腸内環境が整う
・ダイエット効果
少し補足しておきます。
育毛に必要な栄養がとれる
髪の毛は90%がケラチンを主としたたんぱく質からできているのですが、ケラチンを作るには、亜鉛が必要になります。
ナッツ類にはたんぱく質だけでなく、この亜鉛も含まれているので、育毛効果がある食べ物と言えます。
さらにこの亜鉛は、廊下や疲労の原因になる活性酸素を取り除く効果もあるので、老化防止や疲労回復効果も期待できます。
ナッツで腸内環境が整う
ナッツ類には腸内環境を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれているので、体内の老廃物が排出されやすいという魅力もあります。
ナッツ類には、他にも一価不飽和脂肪酸が多く含まれているのですが、これにより善玉コレステロール(HDL)を減少させずに悪玉コレステロール(LDL)を減少させることができます。
血管の狭窄を促進してしまう悪玉コレステロールを減らすことができるので、髪の毛に必要な栄養が頭皮まで届かないというリスクも減りますし、高血圧や動脈硬化などのリスクが減るなどのメリットもあります。
ナッツのダイエット効果
ナッツ類やピーナッツに含まれるビタミンB1には、脂肪燃焼効果があります。
ビタミンB1を摂取することで、糖質をエネルギーに変えることで脂肪が蓄積することを防ぐことで、ダイエット効果が期待できます。
注意!ナッツ類で抜け毛予防や発毛効果は期待できない

ナッツ類やピーナッツには、たんぱく質や亜鉛が含まれていることから、頭皮環境の悪化を防いだり育毛に必要な栄養はとれますが、抜け毛予防や発毛の効果は期待できません。
抜け毛の原因は、遺伝の影響が大きいとされるAGA(男性型脱毛症)かストレスの影響が大きい円形脱毛症が代表的です。
AGA(男性型脱毛症)の予防や発毛をしたい場合は、クリニックでのAGA治療が必要になります。
ナッツ類ではできない抜け毛予防や発毛治療

AGA治療は、AGAクリニックで行うのが基本でして、飲み薬や塗り薬で行います。
AGA治療に使われる代表的な治療薬は、フィナステリド、プロペシア、デュタステリド、ザガーロ、ミノキシジル。
抜け毛予防に効果があるフィナステリドやデュタステリド
抜け毛予防に効果があるのは、フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)です。
AGA(男性型脱毛症)は、5αリダクターゼという酵素がテストステロンをジヒドテストステロンに変換してしまうことで、抜け毛た促進されます。
フィナステリドやデュタステリドを服用することで、5αリダクターゼという酵素を抑制することができます。
AGA(男性型脱毛症)が始まる前であれば、フィナステリドやデュタステリドを飲むことで、抜け毛を予防することができます。
ただし、人によってはフィナステリドやデュタステリドの効果がない場合もあり、効果が期待できるかどうかは、
AGAクリニックで遺伝子検査をすることで、調べることができます。
発毛効果があるミノキシジル
市販の発毛剤で有名なリアップやスカルプDのメディカルミノキは、ミノキシジルが含まれている塗り薬(スプレータイプもあり)になります。
ミノキシジルには、毛髪の成長サイクルを正常化したり、細く短い髪の毛を太く変化させる効果があります。
毛乳頭細胞や毛母細胞に働きかけることで、発毛効果が期待できるのですが、塗り薬よりも飲み薬の方が効果が高くなります。
AGAクリニックで処方される治療客は、飲み薬が基本でして、さらに発毛効果を高める際に、塗り薬も合わせて処方される場合があります。
無料で頭皮診断やカウンセリングをしてくれるAGAクリニックも多く、中にはオンラインで相談できるクリニックもあります。
抜け毛予防や発毛治療をしたい方は、AGAクリニックに一度相談してみてください。
ナッツ類で頭皮環境を守る!AGA予防や発毛治療はAGAクリニック!
ナッツ類やピーナッツには、髪の毛に良い成分が多く含まれているので、髪の毛に良い食べ物だと言えます。
ただし、ナッツ類には脂質が多く含まれていますので、食べ過ぎには注意が必要です。(1食で20粒程が適量)
ナッツ類は髪の毛には良く、育毛をサポートしてくれますが、抜け毛予防や発毛効果はありません。
抜け毛予防や発毛治療をしたい方は、AGAクリニックに一度相談してみてくださいね。
最後にAGAクリニックを一部ご紹介!
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