「将来禿げる男性の人の特徴を知りたい」
「抜け毛が増えてきて将来禿げないか不安」
「将来禿げそうなんだけど、何すればいい?」
こんな悩みに答えます。
この記事を読んでいるということは、将来禿げるかどうか不安に感じることがあったかと思います。
ハゲは突然やってくるので、自分は大丈夫だと思っていたら知らないうちにハゲて後悔します。
私もまさか自分が禿げるとは思わず、いきなり薄毛が見つかり、なんとか必死に方法を探して実践した結果、禿げを克服できました。
ですが、将来禿げないための対策をしてなかったが故に禿げに悩むことになったこととは事実。
そこで今回は、ハゲて後悔する前に知りたい「将来禿げる男性の特徴」と「髪の毛を守る対策」をまとめて紹介します。
この記事を読めば、将来禿げる特徴のある男性がこれから取り組むべきことがすべて分かります。
男性で将来禿げる人の特徴5つ
男性で将来禿げる人の特徴は5つ。
- AGA(男性型脱毛症)
- 睡眠不足が続いている
- 偏食や無理なダイエット
- 過度なストレス
- シャンプー問題
順に解説します。
特徴①AGA(男性型脱毛症)
男性で将来禿げる人の特徴といえば主にAGA(男性型脱毛症)です。
AGAは早い人なら思春期を過ぎた頃から症状が現れる進行性の脱毛症。
AGAになる人は日本人男性で1,260万人以上と言われています。
日本人男性の人口が約6,000万人という統計から考えると、約20%の人はAGAということになります。
男性が5人いれば、1人はAGA。
ただし、これは調査方法が限定的なため、実際は2倍以上いるのではないかという見解もあります。
つまり、3人に1人はAGAの可能性もあるということ。
AGAの主な原因は男性ホルモンなのですが、説明すると長くなりますので詳しくは後程解説します。
特徴②睡眠不足が続いている
男性で将来禿げる人の特徴2つめは睡眠不足が続いていることです。
髪の毛は寝ている時に成長し、特に夜10時から翌朝2時までは髪の毛が成長しやすいゴールデンタイムと言われています。
この時間に十分な睡眠を取れていない場合、髪の毛が成長できず将来禿げる可能性が上がります。
仕事で夜遅くなることもあると思いますが、将来禿げないためには遅くても夜12時にはベッドに入るように意識しましょう。
特徴③偏食や無理なダイエット
男性で将来禿げる人の特徴3つめは偏食や無理なダイエットです。
偏食や無理なダイエットは髪の毛を作る栄養が不足するので、将来禿げる可能性が上がります。
実際に私も炭水化物を摂らないダイエットで急に抜け毛が増えた経験があります。
炭水化物の不足をたんぱく質で補うので、髪の毛を作るたんぱく質が不足して抜け毛が増えてしまったと考えられます。
たんぱく質は髪の毛以外にも身体のいろんな部分で使われるのですが、髪の毛には最後に届きます。
だからたんぱく質が不足すると髪の毛に影響が出やすいんですね。
将来禿げたくないなら、無理な食事制限はNGですね。
さらに、アルコールを摂りすぎてアセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、AGAの原因になるジヒドロテストステロンが増加するとも言われています。
お酒の飲みすぎも将来禿げるリスクが上がる可能性があることを覚えておいてください。
特徴④過度なストレス
男性で将来禿げる人の特徴4つめは過度なストレスが溜まっていることです。
過度なストレスにより自律神経が乱れると、血行が悪くなり頭皮まで栄養が行き届かないので、髪の毛を育てにくくなります。
AGAは髪の毛が成長途中で抜けてしまうのですが、過度なストレスで血行が悪くなるとさらに抜け毛が増える可能性もあるんです。
ストレスは円形脱毛症だけでなく、将来禿げる主な原因AGA(男性型脱毛症)も促進してしまうということを覚えておいてください。
特徴⑤シャンプー問題
男性で将来禿げる人の特徴5つめはシャンプーに問題があることです。
洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮を守るための皮脂まで洗い落としてしまうので、将来禿げるリスクが上がります。
特に石油系界面活性剤のシャンプーは洗浄力が強すぎるので、使っている人は将来禿げるリスクが…。
アミノ酸系シャンプーでも安すぎるシャンプーは石油系の界面活性剤が含まれていることもあるので注意が必要です。
また、シャンプーは手でしっかりと泡立ててから頭皮や髪の毛につけるのが基本です。
そのまま頭皮につけると刺激が強すぎるので、プッシュしてそのまま頭皮につけてからゴシゴシ泡立てる人はやばいです。
将来禿げる?注意すべき変化
将来禿げたくない男性が注意すべき変化を紹介します。
将来禿げる主な原因のAGAは少しずつ進む脱毛症なので、いきなり禿げるわけではありません。
私が禿げる前に感じた変化は、
おでこが広がる
→髪の毛のボリュームが減る
→抜け毛が増える
→前頭部と頭頂部が薄くなる
このような流れでした。
しかも会社の同僚から指摘されて、頭頂部が薄くなってることに気づいたという悲劇…。
そうなりたくない人はぜひ今から紹介する変化に注意してください。
将来禿げたくない男性が注意すべき変化5つ。
- 頭皮がベタつく
- 髪の毛のボリュームが減る
- 抜け毛が増える
- 生え際後退や薄毛が見つかる
- 赤みや湿疹がある
注意すべき変化①頭皮がベタつく
注意すべき変化の1つめは頭皮がベタつくこと。
頭皮がベタつくときは毛穴から分泌される皮脂が過剰になっている可能性があります。
ベタつくほど皮脂が過剰に分泌されていると、皮脂が詰まって頭皮が炎症を起こします。
このように頭皮環境が悪化すると、髪の毛が育ちにくくなるので要注意。
皮脂が過剰に分泌される要因は、
- 脂っこい食事などで脂質摂り過ぎ
- シャンプーで洗い落とせていない
- 5αリダクターゼが皮脂分泌促進
将来禿げたくないなら、どれだけ美味しくても脂っこい食事はできる限り控えるのがベター。
シャンプーは洗い残しがないように念入りに。
AGAの原因となる5αリダクターゼについては、後程詳しく解説します。
注意すべき変化②髪の毛のボリュームが減る
注意すべき変化2つめは髪の毛のボリュームが減ることです。
AGAが進むと髪の毛が細い状態から成長しないまま抜けていくので、髪の毛のボリュームが減りハリコシがなくなります。
ワックスで1日キープできていた髪型が、ヘアセットしても午後にはぺたんこ髪になるならAGAの症状が出始めているかも。
寝ぐせがつきにくくなったら、髪の毛が柔らかくなってハリがなくなっているのでさらに心配です。
私の場合は小さい頃から寝ぐせがすごかったのに、いつの間にか朝起きても寝ぐせがつかなくなっていました。
朝のヘアセットが楽になったと喜んでいたのですが、調べたら髪が細くなったのが原因でした。
→髪がぺたんこになる3つの理由【30歳過ぎた男性でも解決できる】
注意すべき変化③抜け毛が増える
注意すべき変化3つめは抜け毛が増えること。
通常1日に抜ける髪の毛は100本くらいですが、将来禿げるAGAの症状が出ている男性は抜け毛が150本以上になることもあります。
AGAになると本来は2年から6年かけて成長して抜けている髪の毛が、1年以内に成長が止まって抜けます。
生涯で髪の毛が生え変わる回数は20回から40回と決まっているので、早く抜けてしまうと生え変わりの限界に達して禿げます。
ヘアセット後の洗面台に15本以上も抜け落ちる日が続くと、私のようにAGAで将来禿げる可能性が高いかもしれません。
その場合は、すぐに専門家に相談した方がいいと思います。
→抜け毛の毛根がないとやばい!抜け毛が気になったら早くすべきこと
注意すべき変化④生え際後退や薄毛が見つかる
注意すべき変化4つめは生え際が広がること。
AGA(男性型脱毛症)は前頭部から頭頂部にかけて症状が出るので、生え際やつむじのまわりの毛が減ったり細くなったりします。
AGAは少しずつ進むので気づきにくいのですが、生え際が広がったと感じてそのまま何もしなければ、将来禿げるかも。
生え際の広がりを調べるには、まゆげの上から生え際までの長さが6センチ以上あるかどうかが一つの目安です。
注意すべき変化⑤赤みや湿疹がある
注意すべき変化5つめは頭皮の赤みや湿疹があることです。
皮脂が詰まって炎症を起こしたり、紫外線による日焼けで頭皮に負担が多くなったりすると、赤みや湿疹が出ることがあります。
赤みや湿疹は頭皮が荒れて炎症を起こしているサインなので、髪の毛を育てることができず、長く続くと将来禿げてしまうかも。
赤みや湿疹がAGAに直接影響を与えることがないのですが、頭皮環境が悪い状態が続くとAGAを促進してしまうんです。
将来禿げる原因AGA(男性型脱毛症)について
男性で将来禿げる人の主な特徴AGAについて、詳しく解説します。
- AGA(男性型脱毛症)の仕組み
- AGA(男性型脱毛症)と通常の男性のヘアサイクルの違い
- AGA(男性型脱毛症)は育毛剤やシャンプーでは改善しない
AGA(男性型脱毛症)の仕組み
AGA(男性型脱毛症)は遺伝や男性ホルモンが影響しています。
AGAの仕組みとしては、悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が毛根を刺激し、髪の毛が早く抜けるように促します。
早く抜けるように刺激されることでヘアサイクルが乱れて、徐々に薄毛が進行していきます。
悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」はテストステロンに5αリダクターゼという酵素が結合することで生まれます。
5αリダクターゼを作りやすい体質なのかどうかは遺伝による影響が大きく、主に母方の遺伝子が関わっていると言われています。
母方の親族に薄毛の方が多いとAGAになる可能性が高いということですね。
AGA(男性型脱毛症)と通常の男性のヘアサイクルの違い
AGAによって乱れるヘアサイクルについて解説します。
ここでは図で解説します。
ヘアサイクルは、成長期→退行期→休止期 となっています。
AGA(男性型脱毛症)になると休止期(3か月~4か月)の長さは変わらず成長期が短くなります。
- 通常 2年から6年
- AGA 100日から1年
せっかく新しい髪の毛が生えても、1年以内に成長が止まって抜けていきます。
生え変わる回数は20回から40回なので、もし30歳でAGAになると遅くても70歳になる頃には完全に禿げます。
もし20回しか生え変わらない人であれば、50歳の時点で完全に禿げます。
つまり、自分の髪の毛を守るには1日も早く対策するのがいいということですね。
AGA(男性型脱毛症)は育毛剤やシャンプーでは改善しない
AGAは育毛剤やシャンプーでは改善しません。
対策として育毛剤かスカルプシャンプーを想像する人が多いのですが、将来禿げるAGAには効果がありません。
AGAを防ぐには5αリダクターゼを抑制するAGA薬が必要です。
たとえば、フィナステリド、フィンペシア、プロペシア、ザガーロ、デュタステリドなど。
AGA薄毛になった場合、発毛薬で治します。
育毛剤が髪を育てるもので生やすための薬ではないので間違えないように気をつけてください。
薄い関係の人には言いづらい内容なので困りましたが、私の知人で禿げに悩んでいるのに育毛剤を使い続けている人もいました。
残念の極みですよね。
でも私はAGAクリニックで治療を受けて2か月後には抜け毛も減り、8か月後には薄毛も治りました。
AGAの正しい理解とすぐ行動できるかどうかで将来禿げるかどうかが変わることを実感しました。
→育毛剤は効果ない?薄毛や抜け毛対策をしたい方が知るべき真実
将来禿げる特徴は中学生の時から出てる?
男性で将来禿げる人の特徴は中学生の時から出てるのか?
100%出ないとは言えませんが、将来禿げる主な原因AGAは思春期頃から始まります。
18歳前後になる前から禿げる可能性は低く、中学生には特徴が出にくいと言えます。
ただし、もし何か気になる症状が出た場合は「まだ中学生だから大丈夫」と思わずクリニックで診てもらうのがいいと思います。
AGAクリニックのカウンセリングは基本無料なので、将来禿げるリスクを最小限に抑えるには若いうちから有効活用したいですね。
クリニックでは10代や20代でも相談に来る男性が増えたと聞くことが度々あります。
中には親から勧められたことがきっかけでAGAクリニックに来た若者もいるそうです。
迷ったら、他の方も利用しているんだという事実を参考すればいいと思います。
体毛が濃い男性の方が将来禿げるのか?
体毛と薄毛、AGAの関係についてはどうでしょうか。
体毛が濃い人は将来禿げるという噂も聞くのですが、そうは言いきれないのではないかと思います。
体毛の濃さに影響するのは男性ホルモン「テストステロン」
AGAは悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が影響しています。
また、テストステロンが不足するとDHTが増えると言う説もありますので、見方によってはテストステロンが多い方の方がリスクが低い可能性もあります。
これは私の見解ですが、これらのことから体毛が濃いから将来禿げるとは言えないと思います。
将来禿げるAGAは遺伝子検査で調べられる
男性で将来禿げる人の特徴AGAは遺伝子検査で調べることもできます。
遺伝子検査は頬の内側の粘膜をこすって採取したり、血液検査で調べたりすれば調べることができるのですが、費用が高めです。
遺伝子検査の費用:13,000円~33,000円
代表的なものでアンドロゲンレセプター遺伝子検査とAGAリスク遺伝子検査(AGA関連遺伝子発現量の測定)があります。
遺伝子検査も受けた私の見解ですが、高額の遺伝子検査よりAGAクリニックの無料カウンセリングの方がいいですね。
検査は完全ではないことと、多くの症例を診てきた専門家の見解を聞く方が判断しやすいのが理由です。
将来禿げたくない男性が髪を守る方法
将来禿げたくない男性におすすめの髪の毛を守る方法を3つ紹介します。
- スカルプシャンプーで髪の毛を守る
- 育毛剤で髪の毛を守る
- AGAクリニックで髪の毛を守る
順に説明します。
髪の毛を守る方法①スカルプシャンプー
将来禿げたくないなら、頭皮にやさしいスカルプシャンプーを使っていないシャンプーはすぐにやめましょう。
刺激が強すぎるシャンプーは使えば使うほど頭皮を傷つけてしまいます。
あえて高いシャンプーを買う必要はありません。
お手頃価格で人気なのは適度な洗浄力のアミノ酸系スカルプシャンプー、チャップアップシャンプーです。
髪の毛を守る方法②育毛剤
将来禿げたくない男性でもまだ何も症状がない人には育毛剤がおすすめです。
育毛剤はハゲてからではなく、禿げる前に使って髪の毛を元気に育てます。
育毛剤も薄毛になってからでは効果は期待できませんが、今生えている髪の毛を太くするなら効果は期待できるものもあります。
ただし、もし抜け毛が増えたり薄毛になっていてAGA治療をする場合は育毛剤を使う必要ありません。
髪の毛を守る方法③AGAクリニック
将来禿げたくない男性で気になる症状が出ている場合は、できる限り早くAGAクリニックに相談しておく方がいいと思います。
髪の毛が生え変わる回数は20回から40回。
対応が遅くなるほど禿げるリスクが上がります。
対応は薄毛や抜け毛に悩む多くの男性の悩みを解決してきた専門家に相談するのが一番です。
AGAクリニックの無料カウンセリングを利用すれば、頭皮を調べてもらったり気になることを相談することもできます。
気軽に相談したいなら、オンライン完結で発毛治療も5千円以下で利用できるAGAスマクリ。
まとめ
今回は「男性で将来禿げる人の特徴」と「大切な髪の毛を守る方法」を徹底解説しました。
男性で将来禿げる人の特徴をまとめると、
- AGA(男性型脱毛症)
- 睡眠不足が続いている
- 偏食や無理なダイエット
- 過度なストレス
- シャンプー問題
髪の毛は生え変わる回数は20回、多い人でも40回なので、1年サイクルなら20年で生えなくなります。
主な原因AGAは進行具合で費用が高くなり、重症なら発毛できなくて植毛やカツラしか選択肢が無くなりますが、予防したり、早期対策で負担を最小限にできます。
将来禿げないためには抜け毛や薄毛、ペタンコ髪、寝ぐせがつかなくなったなどの症状があれば即行動しましょう。
将来禿げるかどうかはあなたの行動にかかってます。