『亜鉛で禿げるって本当?髪の毛に良いと思って食べるようにしたのにハゲたら辛すぎる!亜鉛でハゲない方法を教えてほしい。』
こんな疑問に答えます。
亜鉛は上手に摂取すれば、髪の毛にとって強い味方になりますし、摂取の方法を間違えると逆にハゲる原因にもなります。
この記事を書いている筆者は30代後半で抜け毛が増えて、薄毛に悩んでいました。
そんな筆者も髪の毛に良いことを研究し実践したことで、半年ほどで抜け毛や薄毛の悩みから解放されました。
この記事では、髪の毛に良い亜鉛の摂り方について解説します。
- 亜鉛でハゲる理由の解説
- 亜鉛の正しい摂取方法
- 亜鉛で禿げにくくなるコツ
この記事を読めば、薄毛や抜け毛に悩んだときの亜鉛の摂取の方法だけでなく、薄毛や抜け毛の悩みを解決する方法も分かります。
亜鉛で禿げるというのは本当か
「亜鉛で禿げる」は本当です。
亜鉛(あえん)は、体にとって必要な栄養素の一つでして、髪の毛をつくる時にも大切な役割を果たしています。
ですが、亜鉛は当然ながら不足するとハゲる原因になるだけでなく、過剰に摂りすぎてもハゲる原因になります。
亜鉛がハゲを防ぐ!髪の毛の味方になる理由
亜鉛は上手に摂取すれば、ハゲを防ぐことができます。
亜鉛が髪の毛の味方になる理由は2つです。
- 髪の毛を作る重要なサポーターになる
- AGAの症状を抑える効果もある
亜鉛は髪の毛を作る重要なサポーターになる
髪の毛を作る成分の90%以上はケラチンというたんぱく質でできていて、ケラチンはアミノ酸から変化したものです。
亜鉛はアミノ酸からケラチンを作るのに必要な栄養でして、髪の毛を作り育てるには必要不可欠な栄養です。
亜鉛を十分摂取することで、健康な髪の毛をつくる重要なサポーターになってくれます。
亜鉛にはAGAの症状を抑える効果もある
AGA(男性型脱毛症)は、テストステロンに「5αリダクターゼ」という酵素が作用して作られるジヒドロテストステロンという悪性の男性ホルモンが原因で起こります。
亜鉛には、「5αリダクターゼ」という酵素の働きを抑制し、AGAになるリスク、AGAが進行してしまうリスクを抑える働きがあります。
ただし、亜鉛を摂取するだけではAGAによる抜け毛を防ぐことはできないので、AGA対策の補助として活躍します。
クリニックのAGA治療でも、治療薬(プロペシア、デュタステリド)と合わせて、亜鉛のサプリメントを使われることがよくあります。
亜鉛の過剰摂取で禿げる理由
亜鉛は体にとっても髪の毛にとっても必要な栄養です。
それなのに過剰に摂取するとどうしてハゲてしまうのか、解説していきます。
禿げないために1日に必要な亜鉛の摂取量
まずは1日に摂取して良い亜鉛の摂取量はどれくらいなのか見ていきましょう。
「1日に必要や亜鉛の摂取量」について、厚生労働省から発表されている基準値を紹介します。
1日に必要や亜鉛の摂取量 | |
成人男性 | 11mg |
成人女性 | 8mg |
引用:eJIM 『厚生労働省』
他にも妊婦の方、授乳中の方の場合は、1日に必要な亜鉛の摂取量は多くなります。
亜鉛を摂取できる代表的な食べ物は、牡蠣、煮干し、赤身肉、レバー、うなぎ、アーモンド、納豆、チーズ、卵、わかめ、ごま。
いろんな食材に亜鉛は含まれているのですが、とくに亜鉛が多く含まれているのが、牡蠣(100gあたり13.2mg)です。
牡蠣1個で15gくらいなので、成人男性なら5~6個、成人女性なら4個~5個くらい食べると、1日に必要な亜鉛の摂取量になります。
亜鉛を過剰摂取すると起こる症状
続いて、1日に摂取する亜鉛が基準よりも多くなるとどのような症状が出るのか。
亜鉛を過剰摂取すると起こる症状は、
吐き気、めまい、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢、頭痛、神経障害 です。
牡蠣を食べ過ぎて気持ち悪くなったことがある人もいると思いますが、まさに亜鉛の摂りすぎによる症状ですね。
厚生労働省から発表されている「亜鉛の安全な上限値」を見てみましょう。
亜鉛の安全な上限値 | |
14歳~18歳 | 34mg |
成人 | 40mg |
引用:eJIM 『厚生労働省』
何をどれくら食べると、上限値を超えるのかを調べるために参考例を挙げると、
- 豚レバー100g 6.9mg
- 牛ロース100g 4.6mg
- うなぎ1匹(100g) 2.7mg
- 納豆1パック(50g)0.9mg
特に過剰になりやすいのが、牛ロースでして、1日に1000g食べるとオーバーです。
1日で1000kg食べるのは、焼き肉の食べ放題でもめずらしいと思いますが、亜鉛は色んな食材に含まれるので、トータルでは上限値を超える可能性があります。
美味しいお肉も、食べ過ぎたら気持ち悪くなるだけでなく、ハゲるリスクも出てくるということです。
亜鉛の過剰摂取が続くと禿げる
亜鉛を過剰に摂取する期間が長くなると、銅の吸収が減ったり、免疫力が下がったり、善玉」コレステロールが減るリスクがあります。
禿げないために注目すべきは、亜鉛の過剰摂取により、銅の吸収が減ることです。
銅の吸収が減ると、
→ 銅不足から鉄の吸収が減る
→ 貧血になる
→ 頭皮の血行不良
→ 栄養不足で髪の毛が作れない
こうなります。
亜鉛を摂りすぎても銅不足ならハゲとは関係ないと思う人もいるかもしれませんが、結果的には禿げるリスクが上がってしまいます。
亜鉛を摂っても禿げる?効果を下げてしまう原因
髪の毛をつくり育てるのに必要な亜鉛を摂ってもハゲる可能性はあります。
髪の毛にとって良くない行動をしていると、いくら栄養を摂っても活かしきれません。
せっかく摂取した亜鉛を無駄にせず、ハゲにくくするための行動は3つ。
- 亜鉛の吸収を妨げる食品を過剰に摂取する
- 生活習慣の乱れで髪の毛が成長しづらくなる
- シャンプーで頭皮を傷つけているとハゲやすくなる
亜鉛の吸収を妨げる食品を過剰に摂取する
亜鉛の吸収を妨げると言われている成分は3つあります。
- コーヒーや紅茶に含まれるタンニン
- 穀物類や海藻類に含まれる食物繊維
- 穀物類や豆類に多く含まれるフィチン酸
これらは亜鉛の吸収を妨げる可能性があるので、過剰に摂取しないように気をつけるのがベター。
生活習慣の乱れで髪の毛が成長しづらくなる
生活習慣や食生活が乱れると、摂取した亜鉛を最大限に生かすことができません。
禿げないために気を付けるべき生活習慣の行動は3つです。
- 運動の後や1日の汚れを落とさずに就寝する
- 夜10時~2時までの時間帯に寝ていない
- PFCバランスの摂れた食事ができていない
スポーツをした後や1日の生活で付着した頭皮、皮脂汚れは寝る前にしっかり落とす。
そして、髪の毛が成長するゴールデンタイムと言われる夜10時から2時まではできるかぎり熟睡できるようにベッドに入る。
亜鉛が十分でも髪の毛の主成分となるタンパク質が不足すると、髪の毛を作ることができないので、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランスのとれた食事をする。
特にたんぱく質、亜鉛、ビタミンは健康な髪の毛を作るのに必須です。
シャンプーで頭皮を傷つけているとハゲやすくなる
男性の場合はシャンプー選ぶはこだわりがなく、ドラッグストアなどで安く買えるものを買っている人もたくさんいます。
実はこの行動、けっこうヤバいです。
もし、たまたま買ったシャンプーがアミノ酸系ではない場合、シャンプーの洗浄力が強すぎて頭皮が傷ついたことがハゲる原因になります。
お手頃価格で人気なのは適度な洗浄力のアミノ酸系スカルプシャンプー、チャップアップシャンプーです。
亜鉛を髪の毛の強い味方にしてハゲにくくする方法
亜鉛の効果を下げる行動もあれば、さらに高める方法もあります。
亜鉛のハゲ防止効果を最大限に高めて、禿げにくくする方法は2つです。
- 頭皮に良いシャンプー選びと不足する亜鉛を補う
- 抜け毛や薄毛に悩んだら専門家に早く相談する
この2つの行動ができれば、亜鉛は髪の毛の強い味方になってくれます。
頭皮に良いシャンプー選びと不足する亜鉛を補う
髪の毛を守り、ハゲにくくするには、体の中と外どちらからも十分なケアをすることが大切です。
チャップアップであれば、シャンプーと亜鉛を補えるサプリメントのセットがあります。
サプリメントで亜鉛のみを摂取するのは効率が悪いと感じる人も多いのですが、チャップアップサプリメントならその心配はいりません。
毛髪診断士が監修したサプリメントでビタミンやアミノ酸、ノコギリヤシ、他にも髪の毛に良い成分が詰まっているので、内側から摂りたい成分が亜鉛以外にも凝縮されています。
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抜け毛や薄毛に悩んだらクリニックの無料カウンセリング
抜け毛や薄毛に悩んだら、クリニックの無料カウンセリングを利用して、AGAの状態を確認するのがベストです。
亜鉛の摂り方などの食生活を見直すこと、生活習慣やシャンプーを変えることは必須。
でも、もしAGAを発症していたら、抜け毛を減らしたりAGAの進行を防ぐことはできません。
AGAクリニックでは無料で頭皮を見たりAGAの症状が出ているかを調べてくれます。
もしAGA治療をする場合でも、薄毛になる前なら、安く治療できるクリニックを選べば1ヵ月3,000円前後。
まずは早めに無料カウンセリングを受けて、自分はAGA治療が必要なのか、どういった治療が必要なのかを確認することがフサフサ髪を守るための行動です。
ハゲたくない方やフサフサ髪を取り戻したい方におすすめの記事はこちら↓