こんな方におすすめ
1.熱中症対策にスクワットが良い理由が知りたい方
2.手軽にできる熱中症対策をお探しの方
この記事で解決できる根拠
筆者は1年以上毎日スクワットを実践し、梅雨時期も熱中症のような症状を感じることなく快適に過ごせています。
さらにスクワットの効果について研究し理論的に調べた上で実践と検証を日々繰り返しています。
この記事を読むメリット
スクワットに熱中症が効果的な理由が分かります。
では、早速いきます。
熱中症対策にスクワットが効果的って本当?
熱中症対策にスクワットは効果が期待できるのは本当です。
熱中症は体内の水分量と塩分量のバランスが崩れることが原因で起こるものですが、スクワットを行うことで体内に蓄える水分量を増やすことができるからです。
なぜスクワットで体内に体内に蓄える水分量を増やすことができるかを先にお伝えします。
スクワットが熱中症対策に効果が期待できる理由は2つ
スクワットで水分量が増える理由は2つあります。
・筋トレをすると一時的に水分量が増える
・筋肉が増えると継続的に水分量が増える
スクワットを行うことで、一時的な効果と継続的な効果が期待できます。
筋トレをすると一時的に水分量が増えるのはなぜ?
スクワットなどの筋トレを行うことで筋肉が損傷するのですが、壊れた筋肉を修復するときは体内に水分を貯めこみやすくなります。
激しい運動で筋肉にダメージを与えると、翌日には水分量が増えてむくんだ状態になります。
筋肉の修復には、たんぱく質などの十分な栄養だけでなく水分も必要になるからです。
激しい運動の後に体重を測ると、減っていると思ったら体重が増えていてびっくりした方もおられると思いますが、これは体内の水分量が影響しています。
筋肉が増えると継続的に水分量が増えるのはなぜ?
続いて、スクワットで筋肉が増えると、継続的に体内の水分量を増やすことができる理由について紹介します。
人間のからだの約60%は水分なのですが、水分量は筋肉と脂肪で大きな差があります。
筋肉は80%が水分でできていますが、脂肪には20%しか水分がありません。
ですので体内の脂肪率、いわゆる体脂肪率を減らして筋肉の割合を増やすことで、体内の水分量が増えるということになります。
体内の水分量や水分摂取の重要性についての根拠は、厚生労働省のWEBサイトでも詳しく解説されていますので、根拠が気になる方は見て頂けたらと思います。
そもそも熱中症ってどんな病気?
スクワットや筋トレが熱中症に効果的な理由について、先に紹介しましたが、そもそも「熱中症ってどんな病気だったっけ?」と思う方もおられると思いますので、おさらいしておきます。
熱中症の症状は?
熱中症になると出る症状は、軽い場合はめまいや頭痛に吐き気、体に力がはいらなかったりします。
重症だと、けいれんや意識障害、まっすぐに歩いたり走ったりできなくなるなどの症状が出ます。
実は、熱中症による死者も毎年複数出ており、若い方の中でも30歳代で無くなった方もおられるので、高齢者でなければ大丈夫と思っている方は要注意です。
熱中症になりやすい時期は?
調べれば調べるほど、熱中症の恐ろしさを認識するのですが、特に気をつけるべき時期が気になりますよね。
熱中症は、梅雨の晴れ間や梅雨明けの蒸し暑くなった時期になりやすいと言われています。
特に梅雨が始まる6月から8月は屋内、屋外問わず、熱中症には気をつける必要があります。
熱中症にならないようにするための対策は?
特に熱中症になりやすい時期は分かったので、ここで具体的な熱中症対策についても少し紹介しておきます。
主にこちらの3つです。
こまめな水分補給や塩分摂取
室内の換気で高温多湿を避ける
屋外では直射日光を避ける
強い直射日光により熱が体内にこもる状態が日射病、高温多湿の室内で起こると熱射病と言われており、総称が熱中症です。
職場や自宅でも休憩時間や何かの合間に窓を開けて換気をしたり、水分を摂る時間を決めて、定期的に水分を摂る必要があります。
ここでコーヒーを良く飲む方なら、水分摂取はコーヒーでもいいの?という疑問が出てくると思います。
こちらについては様々な見解があるようですが、筆者は「コーヒーでもOK」派です。
コーヒーなどカフェインを含む飲み物には利尿作用があることからコーヒーは良くないという見解もあります。
ですがそもそも水をしっかり飲むと排尿したくなるのは必然ですし、呼吸でさえも水分は出ていくと言われており、体内の水分は常に入れ替わるもの。
コーヒーでも水でもこまめにしっかり水分補給をすればいいのではと思います。
では、ここからは筋トレの中でもスクワットが特におすすめな理由を紹介していきます。
スクワットは筋トレの王様!
知っている方も多いと思いますが、スクワットは「筋トレの王様」「エクササイズの王様」と言われています。
スクワットは正しいフォームで行えば全身の筋肉に効かせることができ、筋トレやダイエットに最適な筋力トレーニングだからです。
では、「筋トレの王様」と言われるスクワットがなぜ熱中症に一番効果的なのかについては、2つあります。
・自宅で簡単にできる
・筋肉の70%は下半身
自宅で簡単にできる
熱中症対策は、年齢や性別に関係なく誰でもなる病気なのは周知の事実ですので、熱中症対策として、年齢や性別に関係なく、誰でもできることということが大前提。
自重トレーニングと言われる、体があればできる筋トレでは、スクワット以外にも腹筋や背筋、腕立て伏せもあります。
その中でも複雑な理由がない限り、誰でも実践しやすいのは立ってしゃがんでの繰り返し運動を行うスクワットですよね。
横になる必要もないので、トレーニングに必要なスペースが少ないというメリットもあります。
筋肉の70%は下半身
一般的には、男性は「内臓脂肪」がつきやすく、女性は下腹部や太ももなどの下半身の「皮下脂肪」がつきやすいと言われています。
確かに男性は女性に比べると太ももに脂肪がつきにくい傾向はありますが、人間の筋肉の内、70%は下半身です。
筋肉は使わなければ減っていき、だんだん筋肉が減って脂肪が蓄積してしまいますので、男性も下半身の筋トレを行うことで筋肉を増やす必要があります。
熱中症対策にスクワットが効果的なのは本当です!
一通りお伝えしたので、熱中症対策にスクワットは効果的なのは本当だということは理解いただけたかと思います。
また、理論のみでなく、筆者は実践して体感しています。
ここで、今回の内容のポイントをまとめておきます。
・熱中症対策には水分補給が大事
・水分補給はこまめに水分摂取する
・体内の水分補給は筋トレでもできる
・筋トレは一時的にも継続的にも効果あり
・筋トレの中でもスクワットが最適
熱中症対策のスクワットを毎日続けるコツ
さいごに、筆者は毎日1年以上スクワットを継続していますので、継続するコツとして参考にしてもらえたらと思います。
1.毎朝起きたら窓を開けて換気する
2.風を感じながらストレッチで全身をほぐす
3.少しほぐれたらスクワット50回
筆者は、スクワットは50回していますが、慣れや年齢などによっても適切な回数は変わると思いますので、15~20回あたりから始めるのがおすすめです。
スクワットの正しいフォームや回数など、具体的な方法が気になる方はスクワットについての他の投稿を参考にしてください。