抜け毛が増えて気づいたら薄毛になっているAGAはできれば自力で治したい。それはまさか自分が禿げるとは思っていなかった人が現実に直面したら誰もが思うこと。
私はAGAが原因で起こっていた大量の抜け毛、人から指摘された薄毛、ずっと気になっていた後退していた生え際をたった1年で解決することができました。
ですが、何も知識がなかったので一歩間違えれば、今も治っていなかったと思います。
そこで今回はAGAを自力で治す方法を探している人が薄毛改善で失敗しない方法を解説します。
この記事を読めば、薄毛を自力で治す方法とAGA対策で失敗して後悔しないために必要なことが分かります。
抜け毛や薄毛に悩んでいた時期がある私だからこそお伝えできることをしっかり伝えます。AGAを自力で治したいと思っている人は最後まで読んでください。
AGAを自力で治すことはできない
大切なことなので先にお伝えします。
「AGAを自力で治すことはできません」
AGAを自力で治すことができない理由
AGAを治すには、悪性の男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)と還元酵素の5αリダクターゼを抑制する必要があります。
DHTは男性ホルモンのテストステロンに5αリダクターゼが結合することで体内で生成されます。
還元酵素5αリダクターゼは遺伝による影響が大きく、後天的な発生理由が判明していないため、自力で解決する方法はありません。
自力で治すことができないAGAのメカニズム
AGA(男性型脱毛症)になると、ヘアサイクルが乱れてしまい、髪の毛が成長途中で抜けていきます。
主に思春期を過ぎた男性に症状が出始めるもので、DHTが前頭部や頭頂部の毛母細胞、毛乳頭細胞に作用することで抜け毛を早めていきます。
AGAは通常4年から6年かけて成長する髪の毛が、たった1年で成長が終わってしまう恐ろしいメカニズムです。
自力で治すことができないAGAは薬で治す
冒頭でお伝えした通り、私はたった1年で抜け毛と薄毛、生え際の後退を克服しました。
AGAは自力で治すことはできませんでしたが、薬で治すことができました。
私はクリニックで実際にAGA治療を受けた経験者です。1年で大量の抜け毛や生え際の後退、頭頂部の薄毛も治ってAGAの悩みから解放されました。
この記事は私の経験を元に、AGAの悩みを解決するためのリアルな情報をお伝えします。
自力で治すことができるAGA以外の薄毛の原因
抜け毛や薄毛の原因はAGAだけではありません。AGAは自力で治すことができませんが、あなたの抜け毛や薄毛の原因はAGAではないかもしれません。
AGA以外で薄毛の原因になるのは主に3つ。
- 生活習慣が原因の薄毛
- 頭皮に合わないシャンプー
- 牽引性脱毛症
生活習慣が原因の薄毛
髪の毛は歯と同じように繊細な部分です。生活習慣が乱れると抜け毛や薄毛になる可能性があります。
食生活が乱れると薄毛になりやすい
髪の成分の大半はケラチンというたんぱく質。人の体はP(たんぱく質)・F(脂質)・C(炭水化物)の栄養バランスでそれぞれを補うようにできています。
たとえば、一時期流行っていた炭水化物抜きダイエット。
炭水化物を摂らない生活を続けると元気の源になる炭水化物の不足を補うためにたんぱく質が使われて、たんぱく質まで不足します。
たんぱく質が不足すると髪の毛を作ることができなくなります。
睡眠不足が続くと薄毛になりやすい
髪の毛は就寝中に成長しやすい特徴があります。睡眠が不足すると髪の毛が本来の成長をできなくなってしまいます。
一般的には1日6時間から8時間は睡眠を取ることが推奨されていて、特に夜22時から深夜2時までは髪の毛が成長するゴールデンタイムとも言われています。
睡眠不足になると、日中に眠たくなったり体調を崩したりしますが、髪の毛も悲鳴を上げているんです。
過度な飲酒や喫煙は薄毛になりやすい
お酒を過剰に飲みすぎたり、喫煙したりするのは髪の毛にとっても良いものでありません。
お酒はアルコールを分解するために大量のビタミンやミネラルを消費し、髪の毛を作るのに必要な栄養が不足します。
喫煙はタバコを吸うことで血流が悪くなるため、頭皮に必要な栄養が届かなくなるのですが、頭皮には同じ栄養でもカラダの中で最後に届けられるため、ヘビースモーカーでなくても薄毛になりやすくなります。
頭皮に合わないシャンプー
植物を育てるには土壌となる土や肥料が大事ですが、髪の毛にとってはそれが頭皮です。
頭皮を傷つけるようなシャンプーを使い続けていると、健康な髪の毛を作り育てることができなくなり、薄毛になりやすくなります。
洗浄力の強いシャンプーはスッキリして気持ちよく感じるかもしれませんが、頭皮を守る皮脂まで洗い流してしまうと頭皮が荒れて炎症を起こします。
同じく脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎も炎症の原因ですが、シャンプーの刺激は自分でもコントロールできるもの。
頭皮の炎症は脱毛症の原因になるので、頭皮に合わないシャンプーは薄毛になりやすくなります。
牽引性脱毛症
短髪の男性の場合、気にする必要がない牽引性脱毛症。
長髪の男性には髪をぐっと引っ張ってワイルドな髪型にしている人がいますが、これは頭皮や髪の毛には決していいものではありません。
頭皮や髪の毛は繊細なので、抜け毛や薄毛などの症状があればすぐに髪型を変えることをおすすめします。
自力でAGAなど薄毛を改善する方法
薄毛を自力で治す方法は主に3つです。
- 生活習慣を整える
- 頭皮環境を整える
- AGAのセルフチェック
生活習慣を整える
自力で薄毛を治すために必要なことは食生活を整える、睡眠時間を確保する、過度な飲酒や喫煙は避けること。
不健康な生活は若気の至りと言われることもありますが、後悔してからでは遅いです。
頭皮環境を整える
自力で薄毛を治すために頭皮環境を整える方法は、過剰な脂質は摂らないことと、適度な洗浄力のシャンプーを使うこと、頻繁にシャンプーしすぎないように気をつけることです。
脂質を過剰にとると頭皮の皮脂分泌が過剰になり、炎症の原因になるので揚げ物はおいしいですが頻度は少なめが理想です。
適度な洗浄力のシャンプーは高額なイメージを持つかもしれませんが、そんな高いシャンプーを使う必要はありません。
頭皮にやさしい適度な洗浄力でお手頃価格のシャンプーといえば、チャップアップシャンプーが人気。
AGAのセルフチェック
自力で薄毛を治すためには、定期的にAGAのセルフチェックを行うことも大切。
AGAが進行すると、大量の抜け毛や薄毛に悩みますが、初期の段階で気づいて予防すれば、症状を止めることができます。
AGA自体は自力で治すことはできませんが、症状が出る前に防げるという意味では、セルフチェックは有効です。
AGAのセルフチェックの方法
- 抜け毛に白い毛根がついているか確認する
- 生え際後退が進んでいないか指で確認する
- つむじの毛が薄くないかスマホで確認する
- ヘアセットがすぐに崩れてないか確認する
- 変わらず髪の寝ぐせがついてるか確認する
- 髪質が柔らかく変わってないか確認する
これは私がAGAに悩んでいた時に体感した症状。
自力で治すことができないAGA改善で失敗しない方法
AGA改善で失敗しない方法をお伝えしますが、ここからはかなり重要な内容です。
AGAを自力で治すことができない現実を受け止める
AGAは自力で治すことができないと言われてもそう簡単に現実を受け止めることはできません。
誰しもまさか自分が抜け毛や薄毛に悩む、ハゲるなんて予想もしていないので当然です。
そして自分ならきっとなんとかなるだろう、なんて楽観的に考えて失敗する人が多数。
だからこそ、AGAは自力で治すことができないという現実を強く意識する必要があります。
無理なく継続できるAGAクリニックを探す
2つめはAGAを治すのは短期ではなく長期で考えること。
残念ながら一度AGAの症状が出始めると、薬で進行を止めない限り止まりません。
少なくとも効果を実感するまで6か月以上は継続する必要があるので、無理なく継続できる料金や通いやすさ、気持ちよく利用できるAGAクリニックを探すことが成功の秘訣です。
薄毛が広がる前にAGA改善を始める
AGAによって抜け毛が増えたり薄毛が見つかったりすると、すぐにはハゲると思わないかもしれません。
でも、AGAは徐々に進行してしまうので、まだ大丈夫だろうと余裕を見ているうちにハゲ散らかします。
そして、AGA治療は症状に比例して費用が上がるので、先延ばしにすればするほどお金もかかります。
AGAによる薄毛は広がる前に改善するべく対策を始めるのが鉄則です。
AGAを自力で治そうとする人がハマる落とし穴
ここまでの内容を見た方でも多くの人はまだ自分は大丈夫だと思い込んでしまうもの。
私もまさか大丈夫だろうと思っているうちにAGAが進行してしまった1人。
だからその気持ちはよく分かります。
ここでお伝えしたいのはAGAを自力で治そうとする人がハマる落とし穴です。
落とし穴①生え際後退は勘違いだと思い込む
生え際の後退に敏感な人は、鏡に映る自分を見る度におでこの広さをチェックする傾向があります。
一般的に指の数でおでこの広さを確認して、指4本分までなら広がってない説を信じて安心するんです。
これは生え際後退は勘違いだと思い込んでしまうダメなパターン。
なぜなら落とし穴があって、無意識のうちについ指を少し広げて測ってしまうので、生え際の後退に気づけないんです。
落とし穴②AGAの抜け毛を季節のせいだと信じる
季節の変わり目は抜け毛が増える説や、秋は紫外線のダメージで抜け毛が増える説があります。
それ自体は間違いとは言いませんが、AGAの抜け毛と季節や紫外線ダメージとを素人が見分けることはできません。
だから春や秋だから季節のせいだろうと信じて放置しているとやばいことになるかもしれません。
落とし穴③AGAの薄毛を育毛剤で治そうとする
AGAが原因で薄毛になったときに育毛剤で治そうとする人がいます。
このブログを読んでAGAの原因やメカニズムを知っている人はまさか育毛剤で治そうなんて考えないと思いますが、何も知らない人はこの落とし穴にハマります。
結果として無駄に育毛剤でお金を使ってハゲが進む負のスパイラルにハマります。
育毛剤は髪を元気に育てる効果は期待できても髪が生えるものでもなければ、AGAの原因5αリダクターゼやDHTを抑制する効果は期待できません。
自力ではなくクリニックでAGAを治すのが不安な人へ
はじめてクリニックに相談したりAGA治療をするのは不安だと思いますので、私が利用する前に感じていたこと利用した結果わかった事をお伝えします。
クリニックでAGAを治すのは薬だから痛くない
クリニックのAGA治療は、飲み薬や塗り薬で行うのが一般的なので、痛い治療はありません。
頭皮スコープ診断もカメラを頭皮に当てて見るだけなので、当然痛みはありません。
ただし、メソセラピー(注入治療)と言われる頭皮に直接有効成分を注入する治療やヘアアートメイクなどは少なからず痛みを伴います。
そのような治療を推奨しているクリニックもありますし、AGAの症状がかなり進んでいる人の場合、勧められる可能性があります。
個人的には、飲み薬や塗り薬で期待する効果が得られなかった場合の最終手段、いわばカツラや植毛の一歩手前くらいの対策だと考えます。
AGAの相談はクリニックの無料カウンセリングが便利
クリニックに相談するだけでもお金を請求されたり、強引に勧誘されるんじゃないかと心配する人も多いと思います。
私もはじめてクリニックに相談したときは同じように思っていましたが、全く違いました。
カウンセリングが無料かどうかはホームページに記載の通りですし、強引に勧誘されたこともほとんどありません。
特に最近はSNSや口コミもあっという間に広がるので、クリニック側も慎重に対応しているのではないでしょうか。
特に親身で丁寧な対応をしてくれるクリニックがいいならDr.AGAクリニックがおすすめです。
AGA治療はオンラインでも治すことができる
抜け毛や薄毛の悩みは女性に話しづらい、人に見られたくない、直接相談するのは恥ずかしいという人も多いです。
でも最近はオンライン診療に対応しているクリニックが増えたおかげで、通院しなくてもスマホやパソコンで相談したり診察を受けたりできます。
オンライン診療を利用すれば、クリニックには一度も行く必要がないですし、短時間の診察が終われば薬を処方して発送してもらえます。
AGAはオンラインで手軽に隙間時間で治せるようになったんです。
私がAGAを治す前に知りたかったこと
ここからは私がAGAを治す前に知りたかったことを紹介します。
治す前に知りたかったこと①AGA薬には副作用がある
AGA薬には少なからず副作用のリスクがあります。
- 抜け毛予防に使われるプロペシア、フィナステリド(フィンペシア)、デュタステリド
肝機能障害、男性機能低下、睾丸痛、発疹
- 発毛を促進するミノキシジル
多毛症、頭痛、性的不能、低血圧、不整脈、動機、むくみ、性欲減退、体重増加など。
ミノキシジルタブレットの場合、多毛症以外の副作用の事例は日本皮膚科学会にも報告されていないようですが、少なからずリスクはあります。
AGA治療を始める場合は、事前に副作用についても医師やカウンセラーに聞くようにしてください。
治す前に知りたかったこと②AGAは短期間では治らない
AGAは最低でも6か月、一般的には1年から2年間は治療を続けます。
また、AGAは「完治」するということがないため、治療を止めるとまた進行し始めます。
発毛治療は1年か2年で終わっても、抜け毛を抑える治療をいつまで継続するかは個人の考え方次第です。
治す前に知りたかったこと③AGAは早く止めないと終わる
AGAの症状が出始めたら早く対策して進行を止めないと終わります。
髪の毛が生え変わる回数は生涯で20回、多い人でも40回です。
AGAになると通常4年から6年の成長期が1年まで短くなります。
もし20歳で進行が始まった場合、早ければ40歳以降は生えてこなくなる可能性もあるということです。
つまり、生え変わりが終わるということです。
AGAを自力で治す方法を探してる人に伝えたいこと
今回解説した通り、
AGAを自力で治すことはできません。
そして、私の経験からもう一つ、最後にお伝えしたいことがあります。
AGAによる抜け毛と薄毛で悩む時間はもったいない
急に抜け毛が増えたり薄毛が見つかったりすると、いつハゲるか分からない不安から夜も眠れなかったり、仕事に集中できなかったりします。
そして徐々に好きなことも楽しめなくなったり、人前に出るのも辛くなったりします。
そんな辛い期間は1日でも少ない方がいいですし、今思えばどうしてもっと早くクリニックに相談しなかったんだろうと思います。
AGAの気になる症状があれば、素人が一人で悩んでいても解決はしません。迷わず専門家に相談して早く治す。
1日も早くハゲる不安のない楽しい毎日を。